みなさんこんにちは！
darts meeee!!!!編集部サユリです。
女性プレイヤー取材第3弾です！
目次
JAPAN LADIESで活躍する井能実奈子プロとは？
名前 ：井能 実奈子（いのう みなこ）
ニックネーム ：がちゃ子
生年月日 ：1994年11月3日
出身 ：千葉県
好きなこと ：ダーツ、お酒
プロ資格取得日：2018年6月 JAPAN LADIES所属
好きなアレンジ：60
サユリ：ニックネームの由来はなんですか？
井能実奈子プロ：中学2年生のころからガチャピンに似てるからという理由で呼ばれています。
サユリ：ガチャピンの100倍可愛いと思いますが、中学2年生からは長いですね…！
井能実奈子プロ：がちゃ子歴が長いので本名知らない方もいらっしゃったりします。
JAPAN LADIES井能実奈子プロがプロになるまで
サユリ：何をきっかけでダーツをやり始めましたか？
井能実奈子プロ：友達と飲みに行ってダーツをやったのがきっかけです。友達の中にもともとダーツをやっていた子がいて、いつも3件目は必ずダーツをしていました。
サユリ：マイダーツはいつ購入しましたか？
井能実奈子プロ：その友達たちと飲みに行ったときに、たまたま1件目からダーツしに行って酔った勢いで買いました。笑
サユリ：勢い大事です！そこから本格的に始めたんですか？
井能実奈子プロ：そうですね。買ったからにはもったいないからやんないと…と。マイダーツ買うまではそれこそテキーラ掛けてとかエンジョイダーツしかしていませんでした。
サユリ：プロを目指すことになったきっかけはなんですか？
井能実奈子プロ：U22です。
サユリ：U-22！出場されたんですね！結果はどうだったんですか？
井能実奈子プロ：2度出場して、1年目は最初からトーナメントだったのですが、2年目は予選がありロビン落ちして終わりました。すごい悔しかったです…！
サユリ：そこからプロを目指そうと気持ちが変わったのはなぜですか？
井能実奈子プロ：U-22はもう出れないけど「勝ちたい！」って気持ちが強くなったのと、シングルスで戦ったのが楽しかったからです。シングルスで戦う機会がなかなかないのもあってプロを目指そうと思いました。
サユリ：シングルスで戦う楽しさってなんですか？
井能実奈子プロ：勝っても負けても自分の責任なのでプレッシャーがないですね。
サユリ：プロになる前はどういった練習を行っていました？
井能実奈子プロ：カウントアップです。試験前は試験内容をやっていました。…2〜3日しかやってないですけど。笑
サユリ：2〜3日！？笑
井能実奈子プロ：メドレーと同じ感覚かな？と思って挑みました。笑
サユリ：試験を受ける日はどれくらい前に決めていました？
井能実奈子プロ：1ヶ月前くらいですかね。資格を取ろうと思ってから1年かからないくらいです。
サユリ：カウントアップ中にはどんなことを考えながらやっていますか？
井能実奈子プロ：点数はあまり気にしてなくて、気持ちよく動かせるようにって考えてます。そのためのアップですね。
サユリ：投げ方や気持ちよく動かせる位置はやはり毎日変わるものなんですか？
井能実奈子プロ：以前は毎日毎回同じ投げ方をしたいと考えていたのですが、それができないんだって気づいてからはちょっと立ち位置を変えてみたりテイクバック変えてみたり。大きくは変わってないですが、意識が変わりました。
JAPAN LADIESプロになってからの井能実奈子プロ
サユリ：プロになって、何かしらの変化がありました？環境やダーツの向き合い方など教えてください。
井能実奈子プロ：プレイヤーの店舗が増えた事と、楽しみつつ少しずつ上手くなって勝てたらいいなあ。という気持ちから、強くなりたい勝ちたいが大きくなりました。
サユリ：強くなりたい勝ちたいが大きくなってからプレイや普段の練習に変化はありましたか？
井能実奈子プロ：勝ちたいって気持ちはデビュー戦のあとに変わったんです。すごい緊張しいで、試合のとき手も足も震えるんです。歯もカチカチなるくらい…。その状態でも投げれる投げ方に変えようと思って、投げ方を変えました。
サユリ：緊張に対して改善したことはありますか？
井能実奈子プロ：いえ、もう…場数踏むしかないです！！
サユリ：ツアーを何回かまわって変わりました？
井能実奈子プロ：結構変わりました！
サユリ：対戦する人によって緊張するしないはあったりも？
井能実奈子プロ：あります！この人には負けたくない！って思うとより緊張します。
サユリ：プロになってから感じた苦労を教えてください。
井能実奈子プロ：仕方のないことですがプロだっていう目で見られるのがあります。こっそり投げたいのになって。笑
サユリ：こっそり？（こんな可愛い人がこっそり投げれる訳なかろう。）基本的にダーツ投げる時はダーツバーに行ったりしないんですか？
井能実奈子プロ：対戦したい時はダーツバーに行きますが、最近は投げ放題にこもることが多いです。1501を永遠とやっています。
サユリ：1501を？？
井能実奈子プロ：そうです。カウントアップだと点数を気にしちゃうし、1501だと今すごいいいなって時は上がり目の練習したりと切り替えもできますし。
サユリ：なるほど！そういう練習方法もあるんですね！プロとしての憧れ像はありますか？
井能実奈子プロ：いつ見られていても強いなって思ってもらえるようになりたいです。
サユリ：記憶に残る一番の対戦は？
井能実奈子プロ：岩田夏海プロとの試合です。
サユリ：普段仲がよいですよね？
井能実奈子プロ：そうですね。ダーツを始めたときから一緒に投げていて、今も教えてもらったりしています。
サユリ：JAPAN LADIESでの対戦ですか？どんな一戦だったんでしょうか。
井能実奈子プロ：今年の開幕戦で決勝トーナメント1回戦目で当たりました。ランキングが上の人なので勝手に入れ替え戦で当たる人だと思ってたんです。
サユリ：あー！なるほど。
井能実奈子プロ：しかも中継台だったんです。あとで見返したらブルブル震えてました。震えすぎて自分で笑っちゃってたくらいです。
サユリ：中継台！すこぶる緊張しそうですね…！試合内容はいかがでした？
井能実奈子プロ：震えながらもそこそこ入ってたと思うんですけどスコボコにやられました！笑
サユリ：（スコボコっていう表現初めて聞いた。笑）試合終わって改めて実感したことはありましたか？
井能実奈子プロ：もともとデビュー戦の日に岩田夏美プロの試合を見ていました。「すごいかっこいいな。こうなりたいな。」って思ったんです。改めて「やっぱり目指す人だな…いつか絶対勝ってやろう！」って思いました。笑
サユリ：燃えてますね！けっこう負けず嫌いですか？
井能実奈子プロ：負けず嫌いですね！負けた人覚えてろよ！って思ってます。笑
サユリ：そういう気持ちがあるのは大事ですよね。
井能実奈子プロ：なかったら終わりかなって思ってます。
サユリ：出るからには、誰にも負けないと。
井能実奈子プロ：今は自分が勝てないレベルなのがわかっているので、負ける気でいる訳じゃないですけど、できるところまで、できる限りやろうという気持ちです。
サユリ：良く行くダーツバーはどこですか？
井能実奈子プロ：DaRGON.GB、シルバーバック、Bar「虹」-NIJI-です。
サユリ：なぜそのダーツバーによく行かれますか？
井能実奈子プロ：プレイヤーをさせてもらっています。
サユリ：プレイヤーさんなんですね。では普段はどこかの店舗にいらっしゃると。固定の曜日などはありますか？
井能実奈子プロ：曜日は決まってませんがだいたい平日にいます。DaRGON.GBとシルバーバックは週1〜2、Bar「虹」-NIJI-は月1です。
サユリ：対戦をお願いしたら投げてくれますか？
井能実奈子プロ：もちろん！投げます！ずっと投げてるので！
サユリ：ずっと？疲れたりしないんですか？
井能実奈子プロ：そんなにしないですね。
サユリ：1日最大でどれくらい投げてたことありますか？
井能実奈子プロ：ダーツ始めたてのころは12時間とか投げてました。
サユリ：えぇ！？すごすぎる…！！
井能実奈子プロ：ダーツ始めたてで投げ放題に行ってたころ、4時間パックで入って何やったらいいかわからないから4時間空投げしてました。笑
サユリ：空投げーーっ！？初めて聞きましたよ！！ 逆にすごい目立ちそうですね…！
サユリ：現在のダーツのセッティングのこだわりは？
井能実奈子プロ：特に...ないんです。
サユリ：（特に…）かっこいいですね！真っ黒！（好き）
井能実奈子プロ：ど、どこにでも売ってるから…。
サユリ：……。待って待って！笑
井能実奈子プロ：最初は何色に統一しようとかやってたんですけど、売ってる場所が限られるじゃないですか。だから今はどこにでも売ってる黒にしようって。
サユリ：（ん。そういや私もそんなこだわりなかったや。）
サユリ：ダーツが楽しいって思う時ってどんな時ですか？
井能実奈子プロ：気持ちよく飛ばせてる時と、勝てなかった相手といい試合ができた時です。気持ちよく飛ばせているときは入ってても入ってなくても楽しいです。
サユリ：気持ちよく飛ばせている時は”手離れがいい”みたいな状態ですか？
井能実奈子プロ：人差し指の上をめっちゃ転がることがあるんです。そういう時に、今日飛びいいな！ってなります。連動してるな！って。
サユリ：勝てなかった相手といい試合ができた時も楽しいとは、平場でも？
井能実奈子プロ：そうですね。負けた人みんないつかやってやろうって思っているので。笑
サユリ：極まってますね！負けた人は覚えてたりするんですか？
井能実奈子プロ：覚えてます！連続で対戦できるときは再戦を申し込むんですけど、何回やっても勝てなかった相手は覚えてるんで、そういう相手に勝てたときにはめちゃめちゃ楽しいです！やったぜ！みたいな。
サユリ：勝つことに喜びを感じるんですね。
井能実奈子プロ：そうですね。勝つことで自分の成長が実感できるのもあります。
サユリ：井能実奈子プロが感じるダーツの魅力はなんですか？
井能実奈子プロ：現実逃避ができる...。笑
サユリ：げ、現実逃避…。集中すると余計なことを考えずにすむ、みたいな感覚ですかね？
井能実奈子プロ：そうですね。ダーツのことだけ考えて集中できるのがいいです。
サユリ：頭を真っ白にできるって感じですかね。確かに集中してるときって何も考えてないですもんね。
井能実奈子プロ：はい。そういう機会ってなかなかないじゃないですか。緊張して手が震えるとかも人生でそうない経験ですよね。
サユリ：ダーツしてなかったら経験しないことかもしれないですね。私もそういう瞬間を味わえるのもダーツの魅力と思います。
JAPAN LADEIS井能実奈子プロのこれから
サユリ：プロ資格取得が2018年6月とのことで、約1年プロ生活を送ってこられたと思います。この1年を振り返って、初年度はどんなツアーでしたか？
井能実奈子プロ：すごい自分の成長が実感できた1年でした。震えすぎて飛んでるかわかんない状態から予選も抜けられたりして…成長しました！
サユリ：課題に感じることはなんでしょう。
井能実奈子プロ：底上げです。平場でできないことは、試合でもできないなって感じてます。今日これができないなってなったときに、じゃあこっちにしよう。っていう自分の引き出しを増やしたいです。
サユリ：自分の武器を増やしていくという感じですね。
井能実奈子プロ：調子がよくないときの方がいいんです。大会。
サユリ：えっ！なんでですか！？
井能実奈子プロ：今まで調子がよいときの大会は1度しかないんです。調子がよいってときだと、平場で打てていた感覚に捕らわれてしまってこんなはずじゃなかったのにってなってしまって。
サユリ：調子がよくないときはどうなりますか？
井能実奈子プロ：調子がよくないときは、今日はこれだなこれでいこう、ここがよかったなって、よかったところを見つけやすいんです。底上げはしたいですが、ちょっと調子悪いくらいがいいです。
サユリ：そういう時に自分の引き出しが豊富だと対処もしやすいですよね。
サユリ：今後の目標を教えてください！
井能実奈子プロ：決勝トーナメント2回戦突破からの入れ替え戦です。
サユリ：最高順位はどこまででしょうか？
井能実奈子プロ：決勝トーナメント1回戦突破までです。
サユリ：JAPAN LADIESの入れ替え戦にいくには決勝トーナメントを何回勝ち上がればいけるんですか？
井能実奈子プロ：人数にもよりますが少ないと2〜3回、多いと4回くらい勝てば入れ替え戦までいけます。
サユリ：けっこう遠いですね…！
サユリ：最終的な目標は…？
井能実奈子プロ：いずれは…優勝できるように…！
サユリ：優勝目指して頑張ってください！
サユリ：ファンのみなさん、darts meeee!!!!の読者さんへぜひコメントをお願いします！！
井能実奈子プロ：いつも応援ありがとうございます！時間はかかると思うんですけど、強くなって勝っていけるように練習するんで、それまで応援してください…お願いします！
井能実奈子プロ
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