【JAPAN所属プロ取材】プロになりダーツ仲間の輪が広がった〜土井 大輝〜
みなさんこんにちは!
darts meee!!!!編集部サユリです!
JAPANで活躍する土井大輝プロへ取材させていただきました!
目次
土井大輝プロの基本プロフィール
名前 :土井 大輝(どい ひろき)
生年月日 :1988年11月26日
出身 :東京都
好きなこと :ダーツ、卓球、ボウリング
プロ資格取得日:2012年3月 PERFECT所属、同年JAPAN所属
好きなアレンジ:セパレートブルでもファットブルでも126を19からいくのが好きです。
サユリ:現在のダーツのセッティングのこだわりは?
土井大輝プロ:まず、ストレートバレルであることと、太さです。
サユリ:MAESTRO(サユリマイダーツ)より少し細いですね。
土井大輝プロ:そうですね。こだわりの太さが6.4mmなんです。(MAESTROは6.7mm)細いと握っちゃいますし、太いと持ちずらさがあります。レーティングがグンと上がった時も同じ太さのストレートバレルでした。
サユリ:重さは気にならないですか?
土井大輝プロ:本当は軽い方がいいです。今のバレルは18.5gですがそんなに重さを感じないバレルです。後ろのセッティングは色んな組み合わせをどんどん試してみて決めます。なので家にはセットがいっぱいあります。
サユリ:商売ができそうなくらい?
土井大輝プロ:そうですね。ダーツハイブさんのお試しキッドみたいなの作れます。笑
サユリ:そんないっぱい!
土井大輝プロ:バレルが変わる度に後ろのセッティングは変えますね。
サユリ:バレルに合わせてセッティングも変えていくんですね。
土井大輝プロ:自分が投げてて楽に狙ったところに飛ぶ軌道ってあると思うんです。そのイメージに合わせてセッティングしています。
ダーツのプロプレイヤー土井大輝プロの過去を振り返る。
サユリ:ダーツを始めたきっかけを教えてください!
土井大輝プロ:たまたま遊びに行ったところにダーツがあり、仲間に経験者がいたので教えて貰いました。
サユリ:そこからダーツにハマったんですか?
土井大輝プロ:はい。そこで朝までダーツやって、その足で開店と同時にダーツショップでマイダーツを買いました。
サユリ:その足で!?行動力がすごいです。初代マイダーツは何を買ったんですか?
土井大輝プロ:Harrowsのルーレット加工の短いストレートバレルです。当時学生だったので店員さんに金額を指定して、色々試投した結果1番投げやすかったのがそれでした。
サユリ:そこからずっとストレートバレルを使ってるんですか?
土井大輝プロ:と、思いきや…。
サユリ:思いきや!?
土井大輝プロ:ダーツを忘れてしまったときにたまたま買ったトルピードバレルが投げやすくて、一時期それを使ってました。
サユリ:あっ。なるほど。ストレートバレルにこだわりがある訳ではないんですね。
土井大輝プロ:特にこだわりはないです。始めたてで右も左もわからないころ「投げやすいのがいいよ」と教えてもらっていて、投げやすいのを選びました。
サユリ:プロを目指すことになったきっかけを教えてください。
土井大輝プロ:強い人たちと本気で戦ってみたかったからです。
サユリ:そのときレーティングは?
土井大輝プロ:当時フェニックスばかり投げていて、フェニックスレーティングがようやく15になったくらいですね。というのも、ダーツライブの通信対戦がまだ「アリーナ」しかない時で、自由に対戦相手を選べなかったんです。その点フェニックスは相手のレーティングまで見れて、自分よりレーティングの高い人たちに挑んで練習していた時期がありました。
土井大輝プロ:その時に「もっと強い人たちと、直接戦いたい!」と思ったのがきっかけです。
ダーツのプロプレイヤー土井大輝プロJAPANプロ資格取得してから
サユリ:プロになって、何かしらの変化がありました?
土井大輝プロ:一人で投げることが減って色んなダーツバーにも行くようになりました。また、ダーツ仲間の輪が広がりました。
サユリ:ダーツバーに行くようになったきっかけみたいなことがあったんでしょうか?
土井大輝プロ:最初は大会に出ようと思って、エントリーがダーツバーでしかできないこともありダーツバーに行ったのがきっかけです。ダーツバーに行ったら上手い人がいて、オンラインでやるより絶対直接戦った方が楽しそう!となり通い始めました。
サユリ:プロになってから感じた苦労はありますか?
土井大輝プロ:勝てない…ことですね。勝てないから練習するんですけど、練習時間の確保が難しいと感じています。仕事との両立もありますし。
サユリ:普段どのくらい投げてるんですか?
土井大輝プロ:日によってですが、練習するとなったら5時間くらいは投げます。
サユリ:仕事の調整もしつつ、練習もしつつ、ツアーのスケジューリングもしつつ…
土井大輝プロ:プラスリーグも出て。笑
サユリ:結構ハードですよね!
土井大輝プロ:なので練習時間の確保が1番苦労します。試合勝ちたいので、そこはちゃんとしとかないとと思っています。やはりトッププロも練習してますからね。
サユリ:良く行くダーツバーはどこですか?
土井大輝プロ:スポンサードしていただいている新松戸AutoBoy様、3peace新堀様、行徳モンステラカフェ様です。
土井大輝プロ:リーグ参加させて頂いているUP西葛西様、飯田橋A's様、新御茶ノ水HERO'S CAFE様、金町grooove様(順不同)など色んなところに行きます。
サユリ:いろんなダーツバーに行かれるんですね!どのリーグに参加されているんですか?
土井大輝プロ:新松戸AutoBoy様からZEROリーグ、行徳モンステラカフェ様からKJリーグ、UP西葛西様からJAPANリーグ、飯田橋A's様からPDL-Aリーグ、新御茶ノ水HERO'S CAFE様からTDOリーグ、金町grooove様からONEリーグに出ています。
サユリ:い、いっぱい…!(予想の遥か上だった。)
土井大輝プロ:6個ですね。でも全部出ている訳ではなく、出れるタイミングで出ています。少しでも試合経験を積めたらという思いです。その中で勝ち上がっていったら沖縄だったり韓国だったりも行けるので目指してます。
サユリ:経験を積むためにというのもあるんですね。
土井大輝プロ:そうですね。あとは、この人たちと勝ちたいというチームだったりします。
サユリ:私も2個掛け持ちしていたことがありますが、2個でも結構ハードに感じました。6個はすごいです。それこそ、1週間全部リーグで埋まりそうですね!
土井大輝プロ:月〜金まで全部リーグ、1回やったことあります。
サユリ:ハードすぎる…。
サユリ:ライバルはいますか?
土井大輝プロ:自分と同じTIGA様にスポンサードされている畦元 隆成(あぜもと りゅうせい)プロと古屋 慎之介(ふるや しんのすけ)プロです。その2人が去年と今年入れ替え戦にいってまだ突破できてないんです。やっぱり自分が1番に突破したい気持ちがあります。
土井大輝プロ:後はこの人に勝ちたいという人は柴田 圭介(しばた けいすけ)プロです。以前同じダーツバーでプレイヤーをしていました。入れ替え戦の手前で1度当たって、お互い意識しまくってグダグダな試合をして負けました。次当たったらバチバチに打ち合って勝ちたいですね!
サユリ:今まで取材させていただいた方は覚えていらっしゃる方が多かったのですが、やはり対戦した試合は覚えてるものなんですか?
土井大輝プロ:印象深いものや、濃い試合内容のものは覚えてますね。「あそこでああいかなかったから負けた」などは同じようなミスをしたくないので覚えてたりします。
サユリ:ここ最近で印象的な試合は?
土井大輝プロ:今年の入れ替え戦1歩手前で負けた試合です。フルレッグの701で勝った方が入れ替え戦に進めるという状況でした。セパレートブルの86残りでタイムアウトをとったのに上がれず負けました。
サユリ:あ〜〜それは悔しい!タイムアウトをとった理由はあるんですか?
土井大輝プロ:上がり方に迷ってタイムアウトをとりました。一般的なのは54→32だと思うんです。セパレートブルだったので1番投げているのは60だから60→26トライか、逆に13を2本確実に入れて60で勝負に出るか。BULLからいってインナー入って36もありなんじゃないか…とか色々考えて、「うん。セオリー通りいこう!」となりました。
サユリ:54→32で…?
土井大輝プロ:1T入れました。83残りかーい!って。
土井大輝プロ:色々考えすぎましたね。その後の51も外して66残り、BULLにいったらインナー入って。「ここかぁ!」って、「最終的にインナーやったやん!」ってなりました。次に相手が40を1本で上がり負けてしまいました。
ダーツのプロプレイヤー土井大輝プロ今後の目標について
サユリ:今後の目標を教えてください!
土井大輝プロ:まずはJAPAN16入りです。そして1回ではなくちゃんと防衛することです。
サユリ:16入りは過去に経験がありますか?
土井大輝プロ:16入りはないです。入れ替え戦までですね。
サユリ:入れ替え戦は何回経験しました?
土井大輝プロ:4回です。ここ2年くらい入れ替え戦いけてないので、今年はいきたいです。毎回優勝するつもりでいってます。
サユリ:ロビン抜けるのも結構大変ですか?
土井大輝プロ:そうですね。ここ最近、ロビンでしっかり打てる人が増えて、全体的にレベルが上がってると感じます。「このロビン知らない人だけだな」って思っていても、しっかり打てる人が多くなってます。
土井大輝プロ:プロの知り合いの中で最近話題に上がるのが、ポロシャツにワッペンだけつけてる人の方が怖いって話しています。
サユリ:ダークホース的な感じですね。若い人が多いんですか?
土井大輝プロ:若い人だけでなく、今までハードをやっててソフトに移行したような人もいますね。
サユリ:そういった人たちが頭角を表してるんですね。プロ初年度とかの方が勢いつきやすいんですかね。
土井大輝プロ:そうですね。あとはスポット参戦の人もいます。地元の大会にしか出ないとか。そいうい人たちがめちゃくちゃ強かったりします。
サユリ:地元の力は強そうですね!
サユリ:次ステップへの課題と感じていることはありますか?
土井大輝プロ:自分を信じるところですね。過信する訳ではなく、自分の状態を理解した上で自分が今できることを考えつつやることです。
土井大輝プロ:メンタルの切り替えで、相手が先行のときは取れたらラッキー。自分先行のときはしっかりキープする。3-1で勝つくらいのスタンスでメンタルを持っていく意識をしています。試合で勝つのは技術だけではないので気持ちの面の課題があります。
サユリ:今シーズンはどれくらいまわってますか?
土井大輝プロ:8戦終わって、4戦です。半分は出れたらなと思っています。
サユリ:ダーツが楽しいって思う時を教えてください!
土井大輝プロ:はじめての人同士でもダーツを通じてすぐに仲良くなれる瞬間が楽しいです。真剣勝負だったりパーティーゲームだったり初心者から上級者まで楽しめるので。
サユリ:好きなパーティーゲームはなんですか?
土井大輝プロ:飲飲-ヤムヤム-が好きです。それこそ初心者から上級者関係なく楽しめるものだと思っています。
サユリ:DARTSLIVE3のパーティーゲームはやったことありますか?
土井大輝プロ:SLUGGERやったことあります!今度出る「飲飲DX-ヤムヤム-」はぜひやってみたいですね!
サユリ:土井大輝選手が思うダーツの魅力ってなんですか?
土井大輝プロ:やはり初心者から上級者まで関係なく一緒に楽しめることですね。その他の競技でもあるとは思うのですが、一緒にわいわいできるっていうのがダーツだと思います。ダーツが上手な人って楽しませ上手だとも思っていて、ダーツを楽しんでもらえる環境がすごく多いと感じます。
サユリ:確かに、初心者でたとえBULLに入らなかったとしても楽しめるゲームたくさんありますしね。
土井大輝プロ:そこでBULLに入ったらみんなで盛り上がりますしね!レベル差が大きいとき、例えばボーリングだったら口頭でハンデはつけれますが、ダーツだとカードを使ってオートハンデつけれますしね。
サユリ:もっともっとダーツ人口が増えていくといいですね。土井大輝プロの今後の活躍を応援しています!
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