【ダーツプロ取材】ファンが胸を張れるプレーヤーを目指して PERFECT〜牧野百花〜
みなさんこんにちは!
darts meeee!!!!編集部サユリです。
JAPAN 堀 弘章プロの紹介により今回は、PERFECTプロとしても目覚ましい成長をみせ、アイドルとしても活躍する牧野百花プロに取材させていただきました!
目次
牧野百花プロの基本プロフィール
名前 :牧野 百花(まきの ももか)
生年月日 :1992年3月18日
出身 :宮城県
好きなこと :麻雀 ヨガ お絵描き
プロ資格取得日:2015年1月
好きなアレンジ:40
サユリ:好きなことが気になることばっかりです!お絵かきはどんな絵を描くんですか?
牧野百花プロ:”よかろうざえもん”っていうオリジナルキャラクターがいて、毎年ユニフォームにも描いてるんですけど、こうゆうイラストを暇があると描いていたりします!
サユリ:あと、ヨガ!通ってるんですか?
牧野百花プロ:家から近いところにスタジオがあるんで、朝起きたら行って帰ってきてから準備するみたいな習慣です。
サユリ:朝は強いんですか?(出勤前に何かできるなんて最強や…)
牧野百花プロ:以外とめちゃくちゃ強いんです!学生時代から寝坊したことないですね。
サユリ:好きなアレンジがトップ(40)とあります。
牧野百花プロ:トップが…好きなんですけど入らないんです。あんなに好きだったのに入らないんだよな…って1年前くらいから薄々気付き始めてたんですけど…笑 まぁでも、初めて好きになった数字が40だったので今でも好きですね。
サユリ:トップが好きな理由はなんでしょうか?
牧野百花プロ:1番腕が振れるイメージがあるんです。トップって1番遠いじゃないですか。緊張してても腕を思い切り振れば入るイメージです。
サユリ:難しい調節が必要とかではなくってことですかね。
牧野百花プロ:そうですね。高く真上に飛ばすって、単純にイメージしやすいです。初めて覚えたアレンジもトップだったのもあるかもしれないです。当時プロ試験がダブルアウトで、アレンジも全然知らない状態だったときに先輩に「どこが1番好きなの?」って聞かれて「20のダブルです!」って言ったら、トップに合わせたアレンジ表を作ってくださったんです。それを覚えてやっぱり試験で上がったのもトップだったんです。
雀荘のお客様がきっかけでダーツの世界へ
サユリ:ダーツを始めたきっかけを教えてください。
牧野百花プロ:当時働いていた雀荘のお客様から誘われて、ダーツの大会を見に行ったことがきっかけでした。
サユリ:ダーツの大会を見に行ったのが1番はじめだったんですか?
牧野百花プロ:そうですね。当時秋葉原の雀荘で働いていたんですけど、その時のお客様に誘われて。秋葉原でやるコスプレダーツトーナメントだったんですよ。みんな思い思いのコスプレをしてトーナメントに参加するみたいな。
サユリ:コスプレダーツ!
牧野百花プロ:”ダーツカーニバル響”っていうトーナメントで今もやっています。で、誘ってくださったお客様が麻雀もダーツもすごい好きなお客様で、雀荘の中でダーツ部とかも作ってる人だったんです。いつもそのダーツトーナメントの話をしていて「次の大会がいついつだから応援しにきて!」って行ったときにゲストが10人くらいいてーー
サユリ:10人!ゲストもたくさんいらっしゃいますね。
牧野百花プロ:当時は麻雀プロを目指そうと思ってたんですけど、ゲストのダーツプロの方々を見て、その日からもう「ダーツプロがいい!」ってなっちゃって。
サユリ:衝撃的だったんですね!
牧野百花プロ:めちゃくちゃかっこいいし、めちゃくちゃ楽しそうだなと思って。
サユリ:そこからきっかけにダーツを始めたんですね。
牧野百花プロ:もうすぐでしたね。すぐ雀荘辞めて、すぐダーツバーで働き始めました。
初めてダーツをした時から飛びがよかった
サユリ:マイダーツはいつ購入しましたか?
牧野百花プロ:すごく恥ずかしいんですが、買ったことがないです、、!
サユリ:それはすごい!!
牧野百花プロ:既にダーツをやっていた方たちが「これ使いなよ!」ってくれたやつを使っていました。なので当時から道具にこだわりがありませんでしたし、ダーツショップでダーツを投げたことがないです。
サユリ:自分で買ってみたい!みたいなのはなかったんですか?
牧野百花プロ:投げれればなんでもよかったんです。笑 当時のことを知っている人みんなから言われるんですけど、今より始めたばかりのころの方が飛びがよくて飛びに困ったことがなかったんです。
牧野百花プロ:飛びが強すぎてセグメントがエラー起きたりとか…笑
サユリ:(いったいどんな飛びなんだ…)初めてダーツを投げる女性によく見られる”届かない”っていうのは…?
牧野百花プロ:まったくなくて、初めて投げた時から飛ばせていました。だからこそ、自信をもって「ダーツ頑張れそう」って思ったのかもしれないです。
サユリ:確かにそれは自信に繋がりそうです。お気に入りのダーツはあったりしましたか?
牧野百花プロ:DMCのファルコンっていうダーツがお気に入りでずっと使ってました。名前がかっこいい!!
サユリ:確かに、名前がかっこいい!(すごい飛びそう。)
ダーツを始めて半年でPERFECTプロに
サユリ:プロになる前はどういった練習を行っていました?
牧野百花プロ:BULLが入らなきゃ話にならんと思って、ひたすらにカウントアップばっかりやってました、、!
サユリ:なるほど。目標にしている点数はあったんですか?
牧野百花プロ:点数というよりかはBULLの本数を気にしていて、3本中2本はBULLに入れられるようになれば、ある程度戦えるんじゃないかと考えてました。
サユリ:プロに挑戦したのは、ダーツ始めてからどのくらいだったんですか?
牧野百花プロ:プロになったのは、ダーツを始めてから半年の時です。早く参戦したくて開幕戦に間に合うようプロ試験を1月に受けました。
サユリ:そうなんですね!!??(特急コース)
牧野百花プロ:それでうっかり合格してしまって、たぶん先輩のアレンジ表がよかったんです。それでも上がれるアレンジ表を作ってくれました。確か当時セパレートブルのダブルアウトだったんですよ。
サユリ:セパレートブルのダブルアウト!?(全然上がれる気しないわ…)
牧野百花プロ:試験前の1ヶ月は学生時代のように、筆記もノート1冊潰れるくらい勉強しました。施設使用料分担金っていう漢字を覚えるのにめちゃくちゃ時間かかりました。笑
サユリ:(笑)PERFECTの筆記試験は選択じゃないんですか?
牧野百花プロ:当時は穴埋めと、40秒ルールが新しく適用される時で”「タイムウォッチ」「40秒」「コントロール」の3つの単語を使ってルールの説明をしなさい”みたいな試験内容がありました。
サユリ:聞いてるとすごい難しそうな気がします。
牧野百花プロ:あの1ヶ月は、麻雀も我慢して電車の中でも勉強したり、後ろで先輩が見守ってる中実技の501の試験内容をやって、アレンジ間違えたりすると「お前ー!何度も教えないぞー!」って言われたりしてヒーヒーしながらやってました。
サユリ:すごい!で、無事1回で合格したと…!
牧野百花プロ:無事1回で合格しました。しかも実技も1番目に呼ばれたんです。
サユリ:えぇっ!?それはとんでもなく緊張しそうですね…
牧野百花プロ:「なんてこった!」と思って、でも付き添いで来てくれた方たちが「早く終わらせて、この後麻雀打ちに行こう!」って言ってくれて、「頑張る!」ってなりました。
サユリ:麻雀の言葉に釣られたんですね。笑
牧野百花プロ:「麻雀早く打ちたい!」ってなりましたね。1ヶ月ずっと我慢してたので…笑
牧野百花プロが迎えたターニングポイント
サユリ:プロになって、何かしらの変化がありました?
牧野百花プロ:プロになってから、「プロなのに、、」と言われることの連続で恥ずかしかったり情けない気持ちになることばかりありましたが、それでも中継台で知ってくれたり、イベントでたくさんの方と関わって、応援してくれる人が増えていくうちに自然と練習意欲がどんどん倍になってがんばれるようになった気がします。
サユリ:そこでめげなかった気持ちの強さが素晴らしいと思います。矢面に立っている分様々な意見を言われることはあるかと思いますが、「プロなのに」と言われることが多かったんですね。
牧野百花プロ:そうですね。めちゃくちゃ言われましたし、そうなるぞとも言われていました。プロ試験に受かった時に、あれだけプロ試験に向けて協力してくれた先輩2人が登録を止めたんですよ。
サユリ:…うん!?
牧野百花プロ:「受かったけど、本当になる気か?」って、「確かに受かったのはすごいけど、そんなに焦ってプロにならなくてもいいと思うぞ」って言われたんです。それこそ先輩2人がPERFECTとJAPANのプロで苦労したこともいっぱいあるから、「今のお前だと悪目立ちもするしプロの試合に出たとしてもボコボコにされるだけだし、本当に辛い想いをいっぱいするから辞めた方がいい」って。でも当時の私はイケイケだったので…
サユリ:イケイケ!(見てみたい)
牧野百花プロ:「やだ〜やりたい!なる!」と言って、開幕戦出た直後に先輩の言葉をめちゃくちゃ思い出して「う〜ん。確かに。」ってなりました。いざ試合に出てみたら先輩たちの言ってたことが骨身に滲みました。
サユリ:厳しさみたいなものを実感したんですね。
牧野百花プロ:実際、色々後悔したりもしました。
サユリ:でもいったん仕切り直そうというよりか、このまま続けて頑張ろうっていう感じだったんですか?
牧野百花プロ:もう、慣れるしかないと…緊張感と、プロの試合の圧に慣れるしかないんだと思いました。だから試合に出ようと。でも当時は全戦周れる経済力もなかったので、1年目は4戦しか出れなかったです。それもほぼストレート負けをしていたと思います。
サユリ:全戦周るようになったのはいつからだったんですか?
牧野百花プロ:2年目からだったんじゃなかなぁ…最初の4戦は出なかったんですけど、その年に新たな先輩に出会ったんです。プロ2年目の時には最初に働き始めたダーツバーを辞めていて、ホームショップもない宙ぶらりんな状態だったのを、その先輩が拾ってくれました。
牧野百花プロ:その先輩が「どんなに厳しくても、全戦出た方がいいぞ」と、「スポンサー料とかじゃなくて、自分のお金で頑張って周ることが大事だから、なんかあったら助けるから周ってみろ」って言われて周ることにしました。
サユリ:自分の全部を賭けて試合に出なさいと言ってくれたんですね。
牧野百花プロ:「それくらいダーツプロって甘くないから」って「みんな結構命削って試合周ってるから」みたいな。軽く叱られ気味に言われましたね。
サユリ:そのきっかけは牧野プロにとって大きいそうですね。
牧野百花プロ:かなりターニングポイントだったかなと思います。その年に出会った人たちっていうのは今だにすごくかけがえのないと言いますか、恩師がいっぱい増えました。
サユリ:あとは、応援してくれている人の存在が大きかったということですが…
牧野百花プロ:自分1人じゃあんまりやる気を奮い立たせられるタイプでもなくて、「頑張って」って言ってくれるとがっかりさせたくないなって思うんです。せっかく応援してくれる人がいると思うともうちょっと頑張んなきゃって練習もします。
PERFECTの選手控え室での過ごし方
サユリ:プロになってから感じた苦労はなんですか?
牧野百花プロ:プロになりたての頃、人見知りすぎて控え室にこわくて入れなかったことでしょうか、、、。
サユリ:人見知りなんですか?!控え室に入らずどこにいたのか気になります…笑
牧野百花プロ:1年目では控え室の存在もよくわかっていなかったんです。あのパーテーションの向こうはいったい何なんだろう?みたいな感じでした。
牧野百花プロ:1年目が終わった時に、先輩に「ずっと見てて思ってたんだけど、選手なのに控え室にも入らず外でずっとうろうろしてておかしいだろ。試合っていうのは控え室をうまく使って、次の試合の準備をするように上手くできてるんだからそういう所も使わずに勝てると思ってるのか?」って言われて「えぇ〜?そもそも何選手控え室って。みんなピリピリしてるし知らない人ばっかだし怖いし」みたいな感じだったんです。
サユリ:控え室にはいつごろから入れるようになったんですか?
牧野百花プロ:2年目の時に、先輩から控え室の使い方を教えてもらい入れるようになりました。それからは控え室にばっかりいます。
サユリ:試合前は控え室にいて集中してることが多いんですか?
牧野百花プロ:試合台にいってすぐに投げれなくて、結構アップをしたいタイプなんですよ。だから、次の試合までのタイムテーブルが細かくあって、これします→次にこれします。みたいな感じで結構細かく決まってます。
サユリ:次の試合までにやることが決まっているんですね。
更なる高みを目指してフォーム改正
サユリ:記憶に残る一番の対戦は?
牧野百花プロ:3年前の最終戦で、佐藤かす美プロに負けた準決勝です。
サユリ:2017年PERFECTの最終戦ですね。
牧野百花プロ:ツアーを周り出した年の最終戦で、初めて3位になったんです。
サユリ:そうなんですね。どのように印象に残っていますか?
牧野百花プロ:あの試合で、同い年のかす美ちゃんにスタボコにやられて、「あっ。私このフォームだと優勝できないんだ一生。」って思いました。それで、翌年1年間フォーム改正をしたんですよ。それが2018年の1年間でしたね。地獄の。
サユリ:地獄の…(ごくん)思い通りにはいかなかったんですか?
牧野百花プロ:ハイパーエレクトラのバレルデザイナーの方が基本的に私のダーツの指導してくださっていて、試合の時も何かおかしいなって感じたら聞いたりするコーチのような人です。2017年の試合が終わったあとすぐに、コーチの元まで行って「フォームがこのままだと優勝できないからなんとかしてくれ」と。
サユリ:なんとかしてくれ。笑
牧野百花プロ:なんとかしてくれんかのぉと、「だったら1からやり直さないと一生勝てないぞ、大変だぞ本当に。」と言われたんですけど「1年でいんでしょ?やるやる。」ってお願いしました。その時にバレルも違うものを渡されて飛ばし方や肘の使い方をまるっとするっと変えて、最初はダーツがダーツ台まで飛ばなかったです。
牧野百花プロ:しかも前年度の最終戦で3位になってしまったので、ありがたいことに翌年イベントがめちゃくちゃ入るようになりました。でもフォームを変えてるなんてこっちの都合だから、”牧野プロ来ました”ってなってダーツがダーツ台まで届かないのが本当にいつも申し訳なかったです。”えぇ〜めちゃくちゃ下手くそじゃん。衝撃!”みたいなイベントもいっぱいあったので、2018年は超地獄でしたね。
サユリ:前進する為の改正とは言え、はがゆい想いをしていたんですね。
牧野百花プロ:試合の中継台になっても、全然上手く投げれないから周りから”どうしたの?ダーツ”って連絡もきたりして、フォーム改正中と言いつつも自分も”このまま下手くそなんじゃないか”って不安もありました。けど、ここまで1回ぶっ壊したならやるしかないよね。って普段通りのことを続けていたら、段々体に染み付いてきました。
牧野百花プロ:半年以上経った9月くらいからやっと予選のスタッツが30くらい打てるようになって、もう一度コーチのところに行ったときに「このバレル投げれるようになっちゃったの?!」ってびっくりされて「何のこと?」って思ったら、最初に渡されたバレルがものすごく投げ飛ばしづらくて投げれる訳がないってバレルを与えられていたんです。
サユリ:なるほど。フォームの改正と同時により飛ばせるようにバレルもそういったものを渡されていたんですね。
牧野百花プロ:それで「もうそろそろ大丈夫。矯正終わり。」って言われて、作ってもらったバレルが2019年の春ごろに出した「サラマンダー」というバレルです。でもなんなら、2020年の開幕戦もかす美ちゃんと試合してまたダメだと思って、また作り込まなきゃいけないなと思ってます。
サユリ:より上を目指すためにこれからも鍛錬を重ねていくのを怠らないんですね。
牧野百花プロ:でも、頑張っても頑張っても5倍速くらいで上にいっちゃうので遠いですね。
月の半分はイベントで色々なダーツバーに
サユリ:良く行くダーツバーはどこですか?
牧野百花プロ:あんまりここ、というところはないんですが、もともと高円寺のダーツバーで働いていたので、今でも帰り際は高円寺のダーツバーに立ち寄ることが多いです。
サユリ:色々なダーツバーに投げにいくんですか?
牧野百花プロ:月に15回くらいイベントをさせてもらっているので、月の半分はそのイベント先で投げます。
サユリ:残りの半分は…?
牧野百花プロ:残りの半分は現場の近く、その日の仕事場の近くで投げるかなっていう感じです。あまりこだわりがなくて、どのお店もいい店ですし、行きたいところはいっぱいあります。
ビジュアルも大切にしているマイダーツ
サユリ:現在のダーツのセッティングのこだわりは?
牧野百花プロ:あんまり道具のことはわかんないんですが、ハイブリットのシャフトがかなりナイスバディな気がして好きです笑
サユリ:ナイスバディ。笑
牧野百花プロ:ハイブリット、めちゃくちゃよくないですか?フォルムがキュッとなってて、峰不二子みたいです。ハイブリットの…良さよ。
サユリ:笑
牧野百花プロ:ちょっと貧乳ですけどねぇ。あとかっこいい。
サユリ:形がかっこいいですよね。けっこうかっこいいの好きなんですか?(バレルのファルコンもそうだったし。)
牧野百花プロ:かっちょいいの好きです。
サユリ:ビジュアル大事ですか!
牧野百花プロ:ビジュアル大事です!けっこう見た目から入るタイプです。
サユリ:自身のモデルのバレルはトルピード形状ですが、ずっとトルピードを使用しているんですか?
牧野百花プロ:そうですね。トルピードっちゃトルピードです。初期に出したモデルは今よりもうちょっとストレート寄りなんですが、全然同じプレイヤーが出したと思えないくらい形状の違うバレルでした。フォームを丸々変えた影響っていうのもあります。
サユリ:これじゃなきゃ投げれないっていうのはないんですか?
牧野百花プロ:ないですね。基本的には大概飛ばせるんじゃないかなと思ってますけど、それでもやっぱ自分のバレルが1番好きですね。
サユリ:愛着もありますし?
牧野百花プロ:そうですね。バレルに一万点棒が入ってますし。
サユリ:一万…展望?
牧野百花プロ:麻雀で使う点棒です。この柄がバレルに入ってるんです。
サユリ:…あぁー!点数棒のことか!(やっと理解)
牧野百花プロ:これが結構チャームポイントなんです。
ダーツは最高のコミュニケーションツール
サユリ:ダーツが楽しいって思う時ってどんな時ですか?
牧野百花プロ:PERFECTで集中して投げている時にブルの音がスコーン!と響くのが最高に気持ち良くて大好きです。あの瞬間が一番自然にダーツが楽しい!って思ってる気がします!
サユリ:強い人と戦ったりするのが、という感じでしょうか?
牧野百花プロ:中二病なんで、PERFECTでかっこいいダーツを投げれるのが1番気持ちいいんです。なんかこう…「真の力が…」みたいな。笑
サユリ:爆笑
牧野百花プロ:中二病はやっぱりそういう時に実力を発揮するんですよね。笑
サユリ:ダーツの魅力はなんですか?
牧野百花プロ:スローラインに立てば、年齢も性別も関係なく平等にブルがあるところでしょうか、、最高のコミュニケーションツールだと思います!
サユリ:本当に年齢も性別も関係ない素晴らしい競技ですよね。
牧野百花プロ:ご年配でも若くても投げれますし。
サユリ:イベントとかでも色んな人と出会ったりすると思うんですけど、やっぱり年齢性別関係なくいらっしゃるんですか?
牧野百花プロ:そうですね。ピンキリで、本当にちっちゃい子とかもチャレンジマッチしに来てくれたりします。
サユリ:へぇ〜!驚き!
牧野百花プロ:本当なんですよ。しかも上手に飛ばすんです。でも届かないからダーツ抜けなくて大人が毎回抜きに行ったり微笑ましいなと思います。
サユリ:子供の方が、筋力がない分余計な力が入らないのかもですね。
牧野百花プロ:本当にきれいに飛ばすんです。ちっちゃい子でもトップ届きますからね。
サユリ:すごい…!
牧野百花プロ:教えてくれダーツ。って思います。どうやって飛ばしてるんだ君は?って。笑
サユリ:将来が有望ですね。
牧野百花プロ:本当です。だから嫌いにならないように、大人は一緒にダーツを投げてあげてほしいなって思います。
サユリ:小さい子も一緒にダーツを楽しめる環境が作れるといいなって思います。
牧野百花プロ:楽しいからやる!っていうシンプルな動機でずっと頑張ってほしいなって思いますね。
牧野百花プロの今後の目標
サユリ:今後の目標を教えてください!
牧野百花プロ:応援してくれてる人たちが胸を張って自慢できるようなプレーヤーになることです。
サユリ:ある意味抽象的な表現だと思いますがいかがでしょう。
牧野百花プロ:まぁでもそうですね。結局優勝するとか、トップに入りたいとか、集約するとそういう意味になるのかなって自分の中で思ってます。「俺の推し、トップランカーなんだぜ」っていつも応援してくれてる人たちが言えるって、嬉しいじゃないですか。
サユリ:最後になりますが、darts meeee!!!!の読者やファンの方々に一言いただいてもよろしいですか?
牧野百花プロ:これからもダーツを自らが1番楽しんで、輪を広げられるようなプレイヤーになっていこうと思うので、付き合っていただけると嬉しいなと思います!
サユリ:ありがとうございます!これからも応援しております!
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2018年にそんなことがあったんですね…
私が初めて店舗でチャレマした時に百花プロもいらっしゃって、ダーツは勿論アイドルとしても不調を感じさせない振る舞いをされていたのを思い出しました。
今はどちらの舞台も厳しい日々が続いていると思いますが、ダーツ・メーカー・グループの華として今後の活躍を期待しています!