【ダーツプロ紹介】ダーツのイップスと向き合いながらもPERFECTプロとして〜松中 俊樹〜

【ダーツプロ紹介】ダーツのイップスと向き合いながらもPERFECTプロとして〜松中 俊樹〜

ドラクエ5はフローラよりビアンカ派。

どうも、darts meeee!!!!編集部のくるすです。

 

PERFECTに所属され活躍しているダーツのプロプレイヤー、松中 俊樹プロに取材をさせていただきました。

松中俊樹プロとは?

  • 名前     :松中 俊樹(まつなか としき)
  • 生年月日   :1978年01月30日
  • 出身     :千葉県
  • 好きなこと  :ダーツ、水曜どうでしょう、プロレス観戦
  • プロ資格取得日:2013年6月 PERFECT所属
  • 好きなアレンジ:32、40をダブルアウト。またはBULL上がり(偶数のダブルを基本とする。)

松中俊樹

 

ダーツのプロプレイヤー松中俊樹プロの過去を振り返る!

くるす:何をきっかけでダーツをやり始めました?

松中俊樹プロ:友人がダーツにハマっていて、その友人にダーツバーへ連れて行ってもらったことがきっかけです。

くるす:プロになる前はどういった練習を主に行なっていたのでしょうか?

松中俊樹プロ:基本的には人と対戦ばかりでした。カウントアップをあまりやらず、対戦中心の練習をしていました。プロテスト前はテストモードをひたすら練習です。

くるす:テストモード!?

松中俊樹プロ:フェニックスに搭載されており、本番の試験でもテストモードで行うので、1ヶ月間ひたすら練習していました。

松中俊樹

 

くるす:プロを目指すことになったきっかけはなんですか?

松中俊樹プロ:一時ダーツライブのレーティングが14まで上がり、あまりホームショップで負けなくなっていたので、モチベーションの維持のためにプロを目指しました。

くるす:モチベーション維持のために目標を定めたんですね。

松中俊樹プロ:その頃は投げればブルに入る感じで、そんなに深く考えてダーツをしていませんでした(笑)

松中俊樹プロ:対戦で相手にナインマークを出されても、ナインマークで返します!って感じでしたね。

くるす:バチバチですね!(その意気込みがあるけど打てないのは僕です。)

くるす:レーティング14となると、プロ試験は困難なく取れた感じですか?

松中俊樹プロ:実はイップスになってしまい、1度はプロになることを諦めましたが、その時通っていたお店のお客さんから”プロになったら?”って言われて再度目指すようになりました。

くるす:イップスに!?イップスになってからレーティングはどのくらい落ちました?

松中俊樹プロ:半分になりました。なので、7です。しかも7日間で!!!

くるすな、、、なな!?7日間!?そんなに急に下がったんですが…?

松中俊樹プロ:投げるたびに1ずつレーティングが落ちていくんですよ。最終的にはレーティング7で止まりましたが、面白いくらいに下がりますよ。

くるす:7って言うと1ブルがキープできるか、できないかって感じですよね?

松中俊樹プロ:そうですね、本当に泣いてましたよ!泣きながらダーツを投げていました。

松中俊樹

 

くるす:どのようなきっかけからイップスになりました?

松中俊樹プロ:本業の方で仕事が上手くいかなくて、ずっとイライラしていた時がありました。苛立っている状態でダーツを投げていたんですが、イライラしていると力んでダーツを投げるわけですよ。ある日を境にペチッ、ペチッ、ペチッ…っとカードホルダーにダーツが当たるようになりました。

くるす(ダーツは冷静に投げるようにしよっ…)

松中俊樹プロ振り返るとむしゃくしゃするのを晴らすために、ダーツを力任せにぶん投げていたことがイップスの原点でした。

くるす:ストレスですか。心と身体は一体ですからね。。。プロの試験を受けたのがイップスの時ですか?

松中俊樹プロ:そうです。イップスになる前が3年、イップスになって3年後にプロになりました。

くるす:やっとの想いでプロの資格を取られたんですね。

松中俊樹プロ:やっとの想いと言うより、落ちるんだろうなーって感じです。やるからには練習を積んで臨みましたが、技術に不安しかない中でプロ試験を受けたんで、俺はやれるのか…!?といった気持ちでした。

松中俊樹プロ:あと、受けると分かりますが、プロ試験の空気って尋常じゃないくらい重いんですよ。ビリビリとかピリピリを通り越して、ズゥーーーン…って感じでした。(笑)

くるす:会場の人達が全員そんな感じでした!?(笑)

松中俊樹プロ:全員です!!!

くるす:プロ試験は何回受けられたんですか?

松中俊樹プロ:1回!奇跡的に!(笑)

くるす:緊張されなかったんです?

松中俊樹プロ:もうね、足まで来ましたよ!?プルプル…プル..プル…プルプル…良く言うじゃないですか?生まれたての子鹿!あれです。(笑)

くるす:ブルブルですね。(笑)

松中俊樹

 

くるす:イップスにも色々と症状があると耳にしたりしますが、どのような症状が?

松中俊樹プロ:僕的にイップスって大きく2種類あると思っていて、『腕がでない、体がおかしい』といったイップスと、正しくダーツを持てないグリップイップスの2種類です。自身で気づかない人が多いのですが、グリップイップスの方って割といます。僕の場合は両方のイップスでしたが、グリップイップスは分かる人に見てもらって知りました。

くるす:つまり、僕もグリップイップスの可能性があると!?

松中俊樹プロ:ちゃんと突き詰め、分かる人に見てもらうと診断してくれますが、くるすさんは違うと思いますよ!腕が出ないや、腕が出づらいは自身でわかりますが、グリップイップスってダーツを投げれるので分かりづらいです。

くるす(一度見てもらいたいな…)

松中俊樹プロ:たまにイップスを精神論と言われる方がいますが、イップスは技術論です。その方にとってのやり方を間違っているだけです。技術論ですから、イップスは克服が可能であり、イップスの原因は”技術に不安があるからこそ、精神に影響が出る”と思っています。

松中俊樹

 

ダーツのプロとして活躍されている現状について

くるす:プロになり、松中俊樹プロは何かしらの変化がありました?

松中俊樹プロ:ハウストーナメントとかでプロとして見られるようになったのと、今のホームショップでプレイヤーになることができました。

くるす:プロとして見られ始め、心境の変化とかあれば教えてください。

松中俊樹プロ:日頃からダーツをしている時は立ち振る舞いに気をつけていたり、誰かと一緒にダーツをした時は、投げた方が楽しく投げてもらえるように心掛けています。

松中俊樹

 

くるす:イップスと現状も向き合いながらダーツをされていると思いますが、克服できそうですか?

松中俊樹プロ:イップスはもう長い付き合いだと思っていますよ。友達です。

くるす:イップスと付き合っていくって感じですね。

松中俊樹プロ:TOPプレイヤーの中でもイップスの方がいるくらいですし、癖がついているので、完全にイップス前の状態に戻ることは無いと思っています。その中でできるBESTを探すしかないです。

くるす:イップスを改善すべく、今は何をされていますか?

松中俊樹プロ:もう、一人の力で解決するのは無理だと思っているので、お金を払って習いに行ってます。御徒町にあるDPLって場所がありまして、トレーナーの方に見てもらっています。

くるす:どのくらいの頻度で通われてますか?

松中俊樹プロ:基本は月1です。症状が酷くなった時は2〜3週間に1回伺っています。

松中俊樹

 

くるす:プレイヤーはどこでされているのでしょうか?

松中俊樹プロ:ダーツバーフランキーです。千葉県白井市に1件だけあるダーツバーです。

くるす:そちらでいつもダーツを投げられているんですね。週どのくらいの頻度でいらっしゃいます?

松中俊樹プロ:週1の土曜日です!何より居酒屋と併設しているので、ご飯が美味しいです!量も多いです!(笑)

くるす:ご飯が美味しいって聞くと行きたくなります!ダーツ自体はどのくらい投げていますか?

松中俊樹プロ:ダーツマシンに向かって投げるのは週2回くらいですね。平日は家で毎日投げています。

 

ダーツの魅力や今後の目標について聞いてみた!

くるす:ダーツが楽しいなって思う時ってどんな時ですか?

松中俊樹プロ:新しいダーツ友達が増える時、試合している時、仲間と笑いながらダーツをしている時です。

くるす:試合中で「この瞬間!これだからダーツは楽しい!」といった、最高潮はどんな時でしょうか?

松中俊樹プロ:狙いに行って決まった時です!大体、上がりの時なんですけど、決めようと思って決まった時は、僕、吠えるんですよ!

くるす:吠える!?(笑)

松中俊樹プロ:リーグでも名物になってるくらいで、最高潮の時は吠えてしまいますね!しかもドヤリながら!もうね、出ちゃうんです!(笑)

くるす:僕もガッツポーズしたりするのでわからなくないです。(笑)

くるす:松中俊樹プロにとって、ダーツの一番の魅力とは?

松中俊樹プロ:僕からすればコミュニケーションツールの一つと思っています。ダーツもとても楽しいんですけど、老若男女問わず、関係なく、仲良くなれたりする部分ですかね。そういった意味でのコミュニケーションツールです。また、ダーツを本格的に初めて、マナーを教えてもらったり、知ったり、自分自身も成長させてもらったと感じているので、ダーツの魅力は多くありますね。

松中俊樹

くるす:今後の目標を教えてください。

松中俊樹プロ:イップスを克服して、出場した試合は毎回予選通過して賞金を獲得できるようにしたいです。

くるす:イップスを克服するために課題としていることはありますか?

松中俊樹プロ投げたい…。3本無理なく投げたい…。僕の場合はグリップイップスがメインなので持ち方を変えていくくらいですかね。親指と人差指の軸は決まってきたので、他の指を力なくどう抑えるかが今の課題です。

 

くるす:最後に、darts meeee!!!!の読者に向けて一言いただきたいです!

松中俊樹プロ:イップスを持ちながらもダーツをされている方は多くいると思うんですけど、好きでダーツをされているだろうし、ハマっていることがあるって素晴らしいことだと思うんで、イップスと付き合いながらダーツを楽しんでいただければと思います。

松中俊樹プロ”プロのくせにイップス” とか、”なんで投げれないんだよ” っと非難される人がいらっしゃいますが、決してなりたくてなっているわけではありません。当人も楽しくダーツをしたいと思っているし、ちゃんと投げれるようになりたいと思っているので、温かい目で見てもらえばと思います。

 

松中俊樹プロ

Twitter:@tm_machu

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